高知県経営品質通信

高知県経営品質協議会(KQN)の活動報告

 会社や組織にとって人財の育成が最も大切です。そして人財育成するためにはどんな課題を与えるのか、チームのメンバーの組み合わせをどうするのか、企業が求める能力と人格を持った人財をいかにして採用するのか…など、人財に絡む課題は尽きません。
 今回のセミナーは、事例を多く取り上げながら、受講者同士が対話し、リーダーシップやチームづくりの成功法則を習得することにより、それぞれの企業で、【メンバーのやる気・チームワーク力】を最大限に高める【リーダーのあり方、場の作り方】を学ぶセミナーです。
 今後の会社を担っていく「次世代」の皆様のご参加をお待ちしております。

【研修日程】
平成23年①10/7㈮・②10/19㈬・③11/1㈫・④11/18㈮ 各回14時〜17時
【開催場所】
高知商工会議所 高知市本町1-6-24
【対象】
管理職候補の方

受講者のもつ課題イメージ

  • リーダーとしての自覚はあるが、まだ経験や見識に乏しいため、部下に対して場当たり的な対応や力任せの対応となってしまっている。
  • リーダーとして頑張っているが、部下からは十分に評価されていないため、影響力が小さい。
  • リーダーとしての自信、自覚に乏しく、スタッフに積極的に関わっていくことができていない。
  • リーダーのあるべき姿について組織内で方針やイメージが定まっておらず、各人の経験値や価値観、パーソナリティに依存している。

セミナープログラム

  • 1回目:強さと優しさが人を動かす。日本型リーダーシップの神髄
    ドラッカー理論や日本型経営のケーススタディをもとに、「誰かの為、何かの為」という利他精神によって強化されるチームワークの意義と、それを実現するリーダーシップについて考察します。
  • 2回目:リーダーの条件
    ①愛する力、愛される力②人間通であるということ 人間は欲得や理屈だけでは動きません。多くの場合、言っていることの正しさよりも、誰がそれを言っているのかということに影響される生き物です。部下から尊敬され、影響力を持つための原則を学びます。
  • 3回目:リーダーの条件③信じるということ④真摯であるということ
    人を動機付けるためにもっとも必要とされる「信念」と「真摯さ」。3回目では、リーダーシップの黄金律であるこの2つのパーソナリティについて考察します。
  • 4回目:受講者の実践課題を解決するワークショップ
    3回のセミナーと現場実践を通して見えてきた課題を受講者の皆さんで持ち寄り、講師を交えて全体で対話します。その中から、リーダーとして新しいステージにステップアップするためのヒントを見出す機会です。