平成24年2月をもちまして、予定していた第9期のKQN学習会はすべて終了しました。新入社員人財化研修、CH研究塾、職場づくり定例会、人づくり経営研究会、リーダーシップセミナー等々、延べ746名もの方々に ご参集いただきました。それぞれの場で、これからの生き方、働き方を深く対話していただけたことと思います。 来る3月、これまでに得た気付きをより深めるための総締めくくりとして開催する「KQN総括セミナー」を ご案内します。
2011年3月11日に起きた未曾有の大災害、東日本大震災。
今後の生き方を深くお考えになった方も多いことでしょう。凄惨な現実が伝えられる中、現地で見られた人々の助け合いや譲り合いの姿。これこそが、我々日本人の本来の姿だったのではないでしょうか。今、我々はこの大災害から学び、この日本という国で幸せに生きる「幸せのあり方」ということを本氣で考える時期に来ています。
そこで、震災からちょうど1年経ったこの時期に、今年度の締めくくりとなる「KQN総括セミナー」を開催し、この経験から更なる気付きや学びを獲得して幸せな未来づくりを考える機会としたいと思います。今回のセミナーでは、震災直後から被災地に入り、独自のネットワークを築きながら復興活動に尽力している二人を特別ゲストとしてお招きして、対話を深めていきたいと考えています。多くの方々の参加を心よりお待ちいたしております。
■日 時:平成24年3月7日(水)12:30〜16:00(開場12:00)
■特別ゲスト:原 伸介氏 鬼丸 昌也氏
■ナビゲーター:大原 光秦(KQN指定講師・ビスタワークス研究所 代表)
■場 所:高知市文化プラザ かるぽーと 11階 大講義室(高知市九反田2-1)
■参加費:高知県経営品質協議会会員1,500円 非会員3,000円 学生無料
【原 伸介氏】
炭焼き職人
著書『ボクは炭焼き職人になった』が新風舎出版賞ノンフィクション部門優秀賞を授賞。
震災後、避難所で凍死者が出ていることを知り、仲間に集めてもらった七輪と自分で焼いた炭を持って宮城県石巻市に向かう。その道中、多くの人と出会い様々な体験をすることで、支援が届きにくい福島県を支援することを決意する。現在は福島県在住の師匠からの紹介で知り会った福島原発行動隊に共鳴し、支援活動を行っている。
【鬼丸 昌也氏】
NPO法人テラルネッサンス理事
カンボジアでの地雷除去支援・義肢装具士の育成、日本国内での平和理解教育などの様々な活動を行う。
震災後は被災地への支援物資の配布やボランティアサポートだけでなく、中長期的な生活再建を目指す「ともつな基金」を設立。現在は「大槌復興刺し子プロジェクト」を発足し、東北地方の伝統技術「刺し子」を活かした事業を展開し雇用機会の創出、地域社会の復興、伝統技術の継承や振興に尽力している。