KQN学習会の卒業生が、具体的な職場づくりを実践する学びの場として開催している講座です。受講者は、さらなるリーダーシップが期待されている職場の中核メンバー。日頃の課題や悩み、本気の想いなどをざっくばらんに意見交換し、様々な視点から知恵を出し合い、対話を重ねます。ここは参加者同士が職場で起きる悩みや喜びを分かち合い、新しい気付きを生み出す「創発の場」です。
初回のテーマは「志」。140年前の日本に遡り、自由民権運動を題材として、その時代の生き方・働き方について考えを深めました。
高知県は「自由は土佐の山間より」と云われた自由民権運動発祥の地。当時のことを深く知るために、今回は関連映像を視聴してから、現代と過去を関連付けながら対話を重ねました。その目的は何だったのか…なぜ命を懸けてまで自由を得ようとしたのか…リーダーに求められる資質とは…などと話は尽きません。
対話をさらに深めていくと、ようやく共通の答えが見えてきました。志士たちには明確な目的意識に裏打ちされた強烈な使命感があったということ。これが「志」です。今回の対話を通じて、職場のリーダーがどのような「志」を抱き、どう振る舞うかで職場は決まると腹に落し込みました。すべてはリーダーの「志」次第、責任感と勇気が湧き上がりました。
『輝く職場づくり定例会』参加者の声