KQNキックオフセミナー

すでに語り尽くされてきた言葉ではありますが、そのために時間やエネルギーを十分に投入し、具体的に実行に移せている企業は少ないものです。大きな環境の変化の中、取り組まなくてはならない緊急案件もたくさんあることと思いますが、量をこなすことばかりに集中していては「質の高い経営」にはなり得ません。 そこで、高知県経営品質協議会では2013年度日本経営品質賞を受賞した西精工株式会社(徳島)西泰宏代表を講師としてお招きし、社員を大切にし、育むことに全力を注ぐことで成長し続ける経営を実現しているご経験についてお話を伺います。ぜひこの機会に皆様にお集まりいただき、貴重な学びを共有していただければ幸いです。

【日本経営品質賞】顧客視点から経営を設計し、自己革新を通じて新しい価値を創出し続ける「卓越した経営の仕組み」を有する企業を表彰する制度(日本生産性本部主催)。2013年度までに34組織が受賞。同社はネッツトヨタ南国(2002年)に続いて中四国九州で2社目の受賞となる。

【講師プロフィール】徳島県で自動車用のパーツ、ナット等を製造する西精工株式会社(大正12年創業)。創業者一族の系譜を継ぐ現社長の西泰宏氏が徳島に戻ったのが16年前。当時は挨拶も満足に交わされないほどに雰囲気が暗く、抜本的な経営の変革が必要だと感じた同氏は、創業の頃より同社が大切にしてきた創業の精神への原点回帰を決意しました。2006年に経営理念を、2010年に創業の精神を制定。それまでの社是を捨て、「会社は社員の幸せ実現のためにある。そのために全社員でお客様の満足度を究極に高めていくことが必要。」その確信を新理念に入魂し、自ら社員と向き合って対話し続ける中で風土が醸成され、2013年度には日本経営品質賞中小企業部門を受賞しました。

【日時】平成25年6月21日(土)時間 14:00〜16:50
【会場】ホテル日航高知旭ロイヤル
【講師】西 泰宏氏(西精工株式会社代表取締役社長)
【費用】無料(一般・会員共に)
【定員】300名
【主催】高知県経営品質協議会